美術家Oswaldo Maciaさんが滞在


ロンドンを拠点に世界的に活躍するコロンビア人美術家のOswaldo Maciaさん

http://www.oswaldomacia.com/が内田ビル5Fのゲストルームに4日間ほど滞在。滞在中も

多忙を極め京都・金沢と全国的に動きまわっていましたが、幸運にも滞在最後の日、近所

のともすけ食堂でみんなでお酒飲む機会が設けられました。Oswaldoさんは日本でのメディ

ア露出はほとんど無いようですが、プロダクトデザイナーのジャスパーモリソンさんや

ミニマルミュージック作曲家のマイケルナイマンさんhomepage.mac.com/poivoit777/nyman

らとも作品でコラボ経験があるほどのキャリアの持ち主。作品は5chスピーカをつかい

世界のニュース番組から流れるあらゆる音をカットアンドコラージュしMIXする作品などダ

イナミックでおもしろそうな作品をつくる作家のようです。見た目的にも存在感があり、

人柄は謙虚で柔らかく、ラテンの能天気さも併せ持つ人柄という印象。基本的には冗談ば

っかり言ってるような人ですがアートの話しになると表情は柔らかくも緊張感にみちた表
情に豹変、そして名言連発を開始。「あらゆる事物から自ら抱く印象には常に忠実であ

れ」。「権威等に左右されず、なるべく多くの異質な他者の意見を組み合わせるのが大事」

「なるべくダイナミックな環境に身を置きつつ、常にアクティブでおもしろい場所へと動

き続けるのがいい」とか。彼曰く、一般の現実的社会では実現不可能な人間の本質を扱える

もっとも有効な手段がアートなのだそう。言語化するととてもシンプルで当たり前だけど

なかなか難しいとも感じる言葉ですが、オーラと余裕に満ち溢れ、キャリアを積んだ彼の

口から発せられとやっぱり説得力が違うんです。やれるんじゃないかって気にさせてくれ

るんです。経験者はちがいますねやっぱり。謙虚で器の大きなアーティストOswaldo、最後

にロンドンの仲間へと買ったお土産はなんと“AMPMで販売の”紙パック日本酒「鬼ごろし

250mmℓ」。大物です。